⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒* 仙台市家庭教育支援チーム 杜の家せんだい ★☆ メルマガ ☆★ <<2019年7月1日号>> ⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒* 杜の家せんだいメルマガ会員の皆様こんに ちは! さて、今回のメルマガは「家庭教育ワンポ イントアドバイス」第38弾として、第1回 家庭教育フォーラムでは司会を務めて頂い た田代光良先生から頂いたメッセージをご 紹介致します。 ☆★−−−−−−−−−−−−−−−★☆ 《家庭教育ワンポイントアドバイス》 ●メッセージ:田代 光良 先生 ●テ ー マ:しつけと年収 ☆★−−−−−−−−−−−−−−−★☆ 神戸大学の西村教授らは、「しつけ」と年 収との関連を調べました。 4つの基本的モラル「嘘をついてはいけな い」「他人に親切にする」「ルールを守る」 「勉強する」を、しつけの一環として親か ら教わった人は、全く教わらなかった人と 比べて、年収が86万円高いことを明らかに しています。 その理由として、山形大学の窪田准教授ら は、しつけが子供の勤勉性に因果関係を持 つとしています。すなわち、親が幼少期に しつけをきちんと行い、基本的なモラルを 身に付けさせることは、勤勉性を養うこと につながり、その勤勉性が平均的な年収の 差につながったのだと考えました。 さらに、大阪大学の池田教授の研究では、 子供のころに夏休みの宿題を休みの終わり のころにやった人ほど、喫煙、ギャンブル、 飲酒の経験があり、借金が多く、太ってい ることを明らかにしています。 要するに、宿題を先延ばしにするような自 制心が欠ける、自分に甘い子供は、大人に なってもいろいろなことを先延ばしにして、 「明日からにしよう」と言って、結局やら ないわけです。 このような結果からも、一般的にIQや学 力テストで計測される認知能力ばかりに目 が行きがちですが、勤勉性、協調性、真面 目さといった数値では測れない非認知能力 が大切であることが分かります。 参考文献 「学力」の経済学 ☆★−−−−−−−−★☆     編集後記 ☆★−−−−−−−−★☆ 先日6月27日はヘレン・ケラーの誕生日(18 80年生)でした。 視覚と聴覚の重複障害がありながらも、障 害者の教育・福祉の発展に尽くした彼女は 多くの名言も残しています。 「ひとつの幸せのドアが閉じる時、もうひ とつのドアが開く。しかし、よく私たちは 閉じたドアばかりに目を奪われ、開いたド アに気付かない。」 みなさんはいかがでしょうか。 ☆★−−−−−−−−−−−−−−−★☆ ☆ ☆仙台市家庭教育支援チーム ☆ 杜の家せんだい ☆ http://morinoie.html.xdomain.jp ☆ ☆事務局 e-mail ☆ morinoiesendai@gmail.com ☆ ☆メルマガ登録/解除 ☆ http://www.mag2.com/m/0001681019.html ☆ ☆★−−−−−−−−−−−−−−−★☆