⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒* 仙台市家庭教育支援チーム 杜の家せんだい ★☆ メルマガ ☆★ <<2019年9月15日号>> ⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒* 杜の家せんだいメルマガ会員の皆様こんに ちは! さて、今回のメルマガは「家庭教育ワンポ イントアドバイス」第43弾として、精神科 医・臨床心理士の石井洋先生から頂いたメ ッセージをご紹介致します。 ☆★−−−−−−−−−−−−−−−★☆ 《家庭教育ワンポイントアドバイス》 ●メッセージ:石井 洋 先生 ●テ ー マ:「かつて日本は子どもの 楽園と呼ばれていた」 ☆★−−−−−−−−−−−−−−−★☆ 『逝きし世の面影』(渡辺京二著)と言う 本があります。この本の中には明治時代に 日本を訪れた外国人たちによる日本文化の 記述が並んでいます。その頃の日本には江 戸時代の文化の名残りと新しく取り入れら れつつあった西洋文化が混じり合っていま した。街中は子どもにあふれ、馬や馬車が 通るのですが、そんなことはお構いなしに 子どもたちが遊んでいるので、それを避け て馬・馬車は行き来していたようです。大 人たちはそんな子どもたちの姿を叱るので はなく、楽しそうに見つめ、大切に扱って いました。オールコックはいたるところで 半身または全身はだかの子どもの群れがつ まらぬことでわいわい騒いでいるのに出く わして日本は「子どもの楽園」と書きまし た。モースは「私は日本が子どもの天国で あることをくりかえさざるを得ない。世界 中で日本ほど、子どもが親切に取り扱われ、 そして子どものために深い注意が払われる 国はない。ニコニコしているところから判 断すると、子どもたちは朝から晩まで幸福 であるらしい」。イザベラ・バードは日本 の大人たちに関して「私はこれほど自分の 子どもに喜びをおぼえる人々を見たことが ない」、それは「子ども崇拝」の域に達し ているとも書いています。そんな大らかで 子どもたちに優しい昔の日本の姿に触れる と今の日本には多くの大切なものが失われ てしまったのではないかとも思えます。 社会全体で子どもたちを大切にする文化を もう一度取り戻していけたらと思います。 ☆★−−−−−−−−★☆     編集後記 ☆★−−−−−−−−★☆ 先日の9月13日は十五夜(中秋の名月) でしたね。 当日我が家では近くのスーパーで配ってい たススキを飾りながらお団子を頂きました。 このお月見という文化は平安時代頃から行 われているようですが、月の満ち欠けなど を見て農耕を行っていた農民たちによって 収穫への感謝と豊作を祈るお祭りとして広 まっていったようです。 自然に感謝しながら自然と共に生きる事っ て素敵なことですね。 ☆★−−−−−−−−−−−−−−−★☆ ☆ ☆仙台市家庭教育支援チーム ☆ 杜の家せんだい ☆ http://morinoie.html.xdomain.jp ☆ ☆事務局 e-mail ☆ morinoiesendai@gmail.com ☆ ☆メルマガ登録/解除 ☆ http://www.mag2.com/m/0001681019.html ☆ ☆★−−−−−−−−−−−−−−−★☆