⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒* 仙台市家庭教育支援チーム 杜の家せんだい ★☆ メルマガ ☆★ <<2019年11月1日号>> ⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒* 杜の家せんだいメルマガ会員の皆様こんに ちは! さて、今回のメルマガは「家庭教育ワンポ イントアドバイス」第46弾として、専門学 校の講師をされている横田広先生から頂い たメッセージをご紹介致します。 ☆★−−−−−−−−−−−−−−−★☆ 《家庭教育ワンポイントアドバイス》 ●メッセージ:横田 広 先生 ●テ ー マ:5歳ころまでは思いきり やらせる ☆★−−−−−−−−−−−−−−−★☆ ある幼稚園の副園長先生から聞いた話です。 人は「物心が付く」のは4歳から6歳頃と 言われており、人によって差があります。 そうだとすれば、子供が小さいとき、5歳 頃までは、その子が思うこと、やりたいこ とを思いきりやらせてみたら良かったんだ と考えて、その幼稚園では、園児が泣きた いときは泣かせて、好きなことは思い切り やらせて、受け止めてようということにし たそうです。 一番泣いた園児は2歳児で45分間泣き続 けたようで、泣いている間は、いくらなだ めても、すかしてもだめです。2年間続い たそうですが、2年後の年中には15分程 になったそうです。そして話ができる年齢 に成長しました。  しかしある時、あまりにも泣くので、お 母さんの携帯に電話をしたそうです。「○ ○君がずっと泣いています。どうしたら良 いでしょう?」と相談すると「ほっといて 下さい!家でもそうなんです。お姉ちゃん とも喧嘩して言うこと聞かないし!」とお 母さんがキレました。それで他の園児達に も「そうだって、ほっとこうね」と言うと、 それを聞いていた本人がピタッと泣き止ん でしまったそうです。自分のやり方がどこ にも適用しないと観念してか、それ以来、 一切自分の思いを通そうとして泣こうとは しなくなったということでした。    身体と同じように心は成長していないの です。物心が付くまでに、自分の感情を全 部出して、それでも「僕(私)は、お父さ んとお母さんから愛されている」という実 感を持った子供は、心が自由で、分別と自 信にある子供に育っていきます。  したいことをさせると言うと「わがまま」 になるのでは、と懸念する人がいますが、 そうではないと考えています。満足して納 得すると、もう駄々をこねたりしません。 子供が満足するまで付き合ってみましょう。 「どこまで?」とよく聞かれます。それは、 心行くまでです。不完全燃焼でくすぶった ままだと、いつかまた火がつきます。とそ の副園長先生が言っていた言葉今でも鮮明 に覚えています。数多くの実体験から話さ れた内容は、とても私の心に響きました。 自分自身の子育てを振り返ってみても、最 初は子供を受け止めようとするのですが、 途中からはほっておいてしまうか、一喝し てしまうかのどちらかで(ほとんど妻に任 せっきりでしたが)十分に受け止めてあげ ることが少なかったように思います。最近 我慢できない子供が増えたとか、言うこと を聞かないとか、いろんなことを聞きます が、子供が(大人でも)満足するまであり のままを受け止めてあげることが、問題解 決の鍵になるような気がします。 ☆★−−−−−−−−−−−−−−−−★☆     次回講演会のご案内    ☆★−−−−−−−−−−−−−−−−★☆ 【開催内容】第6回講演会 《テーマ:子育ての孤立化を防ぐためには》 ・日 時:2019年11月3日(日)      14:00〜16:00 ・場 所:仙台市民会館トークネットホール      2F第6会議室 ・定 員:30人 ・コメンテーター(順不同、敬称略)  菊地たかよし(仙台市議会議員)  後藤道子(南光台東部地区社会福祉協議会       会長)  熊谷早紀子(南光台東校区「地域ぐるみ」        健全育成推進協議会会長)  千葉富美子(元小学校養護教諭) ・コーディネーター(敬称略)  庄子幸恵(東北文化学園大学 准教授) ・テーマ:子育ての孤立化を防ぐためには ・内 容:今回は各界で活躍される4名の方      々をコメンテーターに迎え、ディ      スカッションを行う予定です。 【参加申し込み方法】 参加をご希望される方は、当杜の家せんだ いのメールアドレス(下記)まで、必要事項 をご記入の上ご連絡下さい。 ●事務局   e-mail:morinoiesendai@gmail.com  ●必要事項(メールにご記入頂く内容) ・件名:「11月3日の講演会参加希望」      とご記入下さい。 ・お名前(フリガナ)(必須) ・メールアドレス(必須) ・電話(FAX)(任意) ※複数名参加を希望される場合は、参加人  数も併せてご記入下さい。  追って当事務局より参加可否のご連絡を  差し上げます。 【ご注意】 ●参加希望者多数の場合、会場の収容人数 の都合でご希望に沿えない場合もございま す。予めご了承願います。 ☆★−−−−−−−−★☆     編集後記 ☆★−−−−−−−−★☆ 秋も深まり紅葉のシーズンを迎えました。 今年は台風や大雨等が重なった事もあり、 中々紅葉を愛でる心の余裕が生まれません でしたが、皆様はいかがでしたでしょうか。 さて、第6回講演会の開催も間近となりま した。 今回は各界で活躍される4名の方々をコメ ンテーターに迎え、「子育ての孤立化を防 ぐためには」を題材にしてディスカッショ ンを行う予定です。 どうぞご近所お誘い合わせのうえ、振るっ てご参加下さいませ。 ☆★−−−−−−−−−−−−−−−★☆ ☆ ☆仙台市家庭教育支援チーム ☆ 杜の家せんだい ☆ http://morinoie.html.xdomain.jp ☆ ☆事務局 e-mail ☆ morinoiesendai@gmail.com ☆ ☆メルマガ登録/解除 ☆ http://www.mag2.com/m/0001681019.html ☆ ☆★−−−−−−−−−−−−−−−★☆