⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒* 仙台市家庭教育支援チーム 杜の家せんだい ★☆ メルマガ ☆★ <<2019年11月18日号>> ⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒* 杜の家せんだいメルマガ会員の皆様こんに ちは! さて、今回のメルマガは「家庭教育ワンポ イントアドバイス」第47弾として、精神科 医・臨床心理士の石井洋先生から頂いたメ ッセージをご紹介致します。 ☆★−−−−−−−−−−−−−−−★☆ 《家庭教育ワンポイントアドバイス》 ●メッセージ:石井 洋 先生 ●テ ー マ:「かつて日本は子どもの 楽園と呼ばれていた その2」 ☆★−−−−−−−−−−−−−−−★☆  9/15号のメルマガで『逝きし世の面影』 (渡辺京二著)と言う本の中で外国人が 見た明治時代の日本の子育てのあり方に ついて紹介しました。今回はその第2弾 になります。 「子どもが馬や乗り物をよけないのは、 ネットーによれば『大人からだいじにさ れることに慣れている』からである。彼 は言う『日本ほど子供が、下層社会の子 供さえ、注意深く取り扱われている国は 少なく、ここでは小さな、ませた、小髷 をつけた子供たちが結構家族全体の暴君 になっている。』」「イザベラ・バード は明治十一年の日光での見聞として次の ように書いている。『私はこれほど自分 の子どもに喜びをおぼえる人々を見たこ とがない。子どもを抱いたり背負ったり、 歩くときは手をとり、子どもの遊戯を見 つめたりそれに加わったり、たえず新し い玩具をくれてやり、野遊びや祭りに連 れて行き、子どもがいないとしんから満 足することがない。他人の子どもにもそ れなりの愛情と注意を注ぐ。父も母も、 自分の子に誇りをもっている。毎朝六時 ごろ、十二人から十四人の男たちが低い 塀に腰を下ろして、それぞれ自分の腕に 二歳にもならぬ子どもを抱いて、かわい がったり、一緒に遊んだり、自分の子ど もの体格と知恵を見せびらかしているの を見ていると大変面白い。その様子から 判断すると、この朝の集まりでは子ども が主な話題となっているらしい。』」  明治以降、日本は西洋文化の流入や敗 戦など様々な価値観の変遷を経て今に至 っています。温故知新の精神で過去のわ たしたちの歴史を振り返りつつ、子ども を社会全体で大切にしてきた古き良き伝 統と新しい時代の良き考えを調和させつ つ前に進むのが良いのだろうと思います。 ☆★−−−−−−−−★☆     編集後記 ☆★−−−−−−−−★☆ 落ち葉の舞い散る季節となりました。 今年も残すところあと1か月余り。 月日の過ぎるのが本当に早く感じます。 空気が乾燥してインフルエンザが猛威 を振るうこの時期、体調に十分注意し て、2019年を乗り切って行きましょう。 ☆★−−−−−−−−−−−−−−−★☆ ☆ ☆仙台市家庭教育支援チーム ☆ 杜の家せんだい ☆ http://morinoie.html.xdomain.jp ☆ ☆事務局 e-mail ☆ morinoiesendai@gmail.com ☆ ☆メルマガ登録/解除 ☆ http://www.mag2.com/m/0001681019.html ☆ ☆★−−−−−−−−−−−−−−−★☆