⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒* 仙台市家庭教育支援チーム 杜の家せんだい ★☆ メルマガ ☆★ <<2019年12月1日号>> ⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒* 杜の家せんだいメルマガ会員の皆様こんに ちは! さて、今回のメルマガは「家庭教育ワンポ イントアドバイス」第48弾として、第1回 家庭教育フォーラムでは司会を務めて頂い た田代光良先生から頂いたメッセージをご 紹介致します。 ☆★−−−−−−−−−−−−−−−★☆ 《家庭教育ワンポイントアドバイス》 ●メッセージ:田代 光良 先生 ●テ ー マ:父親の役割 (父親の科学、白揚社から) ☆★−−−−−−−−−−−−−−−★☆  これまで、妊婦のストレス、飲酒、薬物 摂取、喫煙などが胎児に悪影響を及ぼすと いう数多くの研究結果があり、それは広く 認知されています。  一方、父親の生活習慣が精子にまで影響 を与えるとは考えられていませんでした。  近年父親側の研究が進みましたので、そ の結果の一部をお伝えします。 1)オスのラットにモルヒネを投与 → 健 康なメスと交尾 → 子が発育不全・低  体重 2)標準体重のオスに高脂肪のえさを与え肥  満状態に → 通常のメスと交尾 →   子に体重・体脂肪の増加、糖尿病のリス  ク増大 3)早くから喫煙を始めた父親 → 息子が  9才までに肥満になる傾向 4)スウェーデンの19世紀の凶作の記録か  ら  10代に飢えを経験した祖父を持つ人は、  恵まれた食生活を送った祖父を持つ人よ  り、長生き、心臓疾患・糖尿病の割合が  少ない → 自分のいる環境がたんぱく  質が不足していると感知した父親の体が  、受け渡す遺伝子に変異を起こし、子・  孫が厳しい環境に順応できるようにして  いる、と推測される 5)7歳以上離れた姉妹を持つ母子家庭の調  査から  姉は妹より初潮が平均11か月遅い →  一般的に母子家庭の娘は早熟で性的に乱  れる傾向があるが、父親のフェロモンと  7年以上長く接した姉の2次性徴を遅ら  せた、と考えられる  このように、子供の資質・成長には、母 親のみならず父親の存在が大きいようです。  さらに研究が進めば、生まれてくる子供 のためには結婚する前の男性女性の生活習 慣が大切だとわかるでしょう。 ☆★−−−−−−−−★☆     編集後記 ☆★−−−−−−−−★☆ いよいよ師走を迎え、日一日と生活が慌た だしくなる季節となりましたね。 今年も残すところあと一か月。 忘年会や年賀状の準備そして年末の大掃除 など、やるべき事が数多くあり、心に余裕 が無くなって周りの人たちにもトゲのある 言葉を投げかけがちになってしまいますが 、こういう時こそ思いやりの心を忘れずに いたいものですね。 ☆★−−−−−−−−−−−−−−−★☆ ☆ ☆仙台市家庭教育支援チーム ☆ 杜の家せんだい ☆ http://morinoie.html.xdomain.jp ☆ ☆事務局 e-mail ☆ morinoiesendai@gmail.com ☆ ☆メルマガ登録/解除 ☆ http://www.mag2.com/m/0001681019.html ☆ ☆★−−−−−−−−−−−−−−−★☆