⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒* 仙台市家庭教育支援チーム 杜の家せんだい ★☆ メルマガ ☆★ 2020年2月15日号 ⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒* 杜の家せんだいメルマガ会員の皆様 こんにちは! 今回のメルマガは「家庭教育ワンポ イントアドバイス」第53弾として、 第3回セミナーで講師を担当された 庄子幸恵先生から頂いたメッセージ をご紹介致します。 ☆★−−−−−−−−−−−−−−★☆ 《家庭教育ワンポイントアドバイス》 ●メッセージ:庄子 幸恵 先生 ●テ ー マ:感染症に効く腸内細菌のお話し ☆★−−−−−−−−−−−−−−★☆  2月も半ばを迎えましたが、今年は意 外にも暖冬のようです。しかし、その一 方では新型コロナウイルスやインフルエ ンザなどの感染症が蔓延しています。 乳幼児はまだ免疫体系が確立していない ため、ことさら感染症に対する抵抗力が 弱く、病気にかかりやすい体質を持って います。 このため、乳幼児に毎日接するお母さん やお父さんも風邪やインフルエンザにか からないよう、健康管理に注意する必要 があります。 今日は感染症予防のためのお役立ち情報 として腸内細菌研究第1人者の藤田絋一郎 先生のお話を紹介させて頂きます。 「免疫のシステムは腸内細菌も含めてなりたっている」  動物の臓器ははじめに全て腸から作ら れ始めます。 人間の体の中には食べ物や飲み物を通じ てさまざまな細菌類が取り込まれていま す。 細菌類は体にとって異物のため、免疫に より排除する働きが必要になります。 免疫を担当しているのは血液中の白血球 ですが、自然免疫はこのうちのマクロフ ァージや好中球、NK細胞が代表となって います。 免疫のシステムは、腸内細菌も含めてな りたっている。 免疫とは白血球だけの仕事ではなく、腸 内細菌との共同作業として行われている ものなのです。 腸内細菌は、白血球の免疫細胞と協働し て腸内で体全体の約70%の免疫を作っ ています。 夏場に発生する代表的な感染症のO-157も 、菌に感染した人が全員食中毒を起こす わけではありません。 インフルエンザもウイルスに感染した全 員がインフルエンザを発症するわけでは ありません。 食中毒を発症した人の便を調べたところ、 同じ物を食べても発症しなかった人の便 と比べて腸内細菌が少なかったというデ ータがあります。 感染症予防のため、現在マスクの着用や 手洗い、うがいの励行が勧められていま すが、それだけではなく、体の中からの 予防、つまり、腸内細菌を取り入れ育て ることも大切な予防法になります。 腸内細菌を多く含むヨーグルトや、発酵 製品の味噌や納豆、そして腸内細菌のエ サとなる食物繊維を摂ることがよい腸内 細菌を育てる秘訣となってきます。 これらを毎日の食事に取り入れ、感染予 防と健康管理に努めましょう。 ☆★−−−−−−−−−−−−−−★☆     次回講演会のご案内    ☆★−−−−−−−−−−−−−−★☆ 【開催内容】第7回講演会 《テーマ:親子関係を見つめ直す         〜胎内記憶を手掛かりに》 ・日 時:2020年2月23日14:00〜16:00 ・場 所:仙台市民会館トークネットホール      2F第6会議室 ・定 員:30人 ・講 師:徳田 幸雄先生 【肩書】  博士(文学)  東北大学国際文化研究科GSICSフェロー  東北生活文化大学非常勤講師(哲学)  仙台白百合女子大学非常勤講師(宗教学) 【内容】  胎内記憶とは、狭義には、誕生時もし  くは胎内での記憶を指しますが、人に  よっては胎内に宿る前の記憶や前世の  記憶まで持っている場合もあり、広義  にはこれら誕生前の記憶に対する総称  でもあります。  本セミナーでは、この胎内記憶の現代  的な意義を多角的に検討し、とりわけ  親子関係について再考したいと思いま  す。 【参加申し込み方法】 参加をご希望される方は、当杜の家せん だいのメールアドレス(下記)まで、必要 事項をご記入の上ご連絡下さい。 ●事務局   e-mail:morinoiesendai@gmail.com  ●必要事項(メールにご記入頂く内容) ・件名:「2月23日の講演会参加希望」      とご記入下さい。 ・お名前(フリガナ)(必須) ・メールアドレス(必須) ・電話(FAX)(任意) ※複数名参加を希望される場合は、参加  人数も併せてご記入下さい。  追って当事務局より参加可否のご連絡  を差し上げます。 【ご注意】 ●参加希望者多数の場合、会場の収容人 数の都合でご希望に沿えない場合もござ います。予めご了承願います。 ☆★−−−−−−−−★☆     編集後記 ☆★−−−−−−−−★☆ 2月も中旬を迎え、例年では寒さに凍え ている時期ですが、今年は「ビリビリ寒 さを感じる!」といった日が少ないよう な気がします。皆様はいかがでしょうか。 さて、お待ちかねの第7回セミナーも いよいよ間近に迫って参りました。 今回は「胎内記憶」を手掛かりに親子関 係を見つめ直すという、これまでとは少 し違った角度からのセミナーとなってお ります。 ご近所お誘い合わせの上多数のご参加を お待ちしております。 ☆★−−−−−−−−−−−−−−★☆ ☆ ☆仙台市家庭教育支援チーム ☆ 杜の家せんだい ☆ http://morinoie.html.xdomain.jp ☆ ☆事務局 e-mail ☆ morinoiesendai@gmail.com ☆ ☆メルマガ登録/解除 ☆ http://www.mag2.com/m/0001681019.html ☆ ☆★−−−−−−−−−−−−−−★☆