⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*  仙台市家庭教育支援チーム    杜の家せんだい   ★☆ メルマガ ☆★   2021年1月1日号 ⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒* 杜の家せんだいメルマガ会員の皆様 新年あけましておめでとうございま す。今年もどうぞ宜しくお願い致し ます。 今年最初のメルマガは「家庭教育ワ ンポイントアドバイス」第74弾とし て、精神科医・臨床心理士であり当 杜の家せんだい代表である石井洋先 生から頂いたメッセージをご紹介致 します。 ☆★−−−−−−−−−−−−−★☆ 《家庭教育ワンポイントアドバイス》 ●メッセージ  石井 洋 先生 ●テーマ  愛着障害の克服について ☆★−−−−−−−−−−−−−★☆ 新年あけましておめでとうございます。 2020年は新型コロナウイルスの影響で 世界の景色がいっぺんに変わった1年 でした。わたしたち「杜の家せんだい」 もコロナ禍でのあり方を模索しながら の期間となりました。2021年もいまだ コロナの問題が残る1年になるとは思 いますが、この状況のなかでできる限 りのことをしながら地域の家庭教育の 問題に取り組んで参りたいと考えてお りますのでよろしくお願いいたします。 さて9/15のメルマガで「愛着の問題」、 11/1には「愛着障害」について書きま したが今回はその第3弾で「愛着障害 の克服」について岡田尊司さんの本を 参考にしつつ書いてみたいと思います。 岡田さんは愛着障害の克服のために3 つのことをあげています。 1番目が安全基地となる存在の重要性 です。安全基地とはいざというとき頼 ることができ守ってもらえる居場所で、 そこを安心のよりどころ、心の支えと することのできる存在です。親が子ど もにとっての安全基地になってあげる のが本来のあり方ですが、それができ ない場合は親のかわりになる第三者が 必要になります。 2番目が愛着の傷を修復するプロセス です。愛着の傷を抱えた子どもや人間 は幼児のように駄々をこねたり、わが ままをいったり、周囲の人を困らせた りすることがあります。そういうとき には忍耐強く優しく受け止めてあげる 必要があります。そういう時期を一定 期間通過することで、やがて自分の足 で立つことができるようになります。 3番目は役割と責任をもつということ です。社会的な役割をもち、それを果 たそうと努力するなかに周囲の人との 関係性が築かれ、人間関係も安定する 道が切り開かれます。勉強や仕事で業 績をあげることで認められることは愛 着障害に伴いやすい自己否定的な認知 を改善するのにも役立ちます。 愛着の問題は努力や周囲の支援によっ て克服し回復できるものでもあること を知ってください。 ☆★−−−−−−−−−−−−−★☆     次回講演会のご案内    ☆★−−−−−−−−−−−−−★☆ 次回講演会の開催内容は現在検討中で す。 内容が決まりましたら、当メルマガ及 びホームページにて告知致します。 ☆★−−−−−−−−★☆     編集後記 ☆★−−−−−−−−★☆ 新年あけましておめでとうございま す。 昨年はコロナ禍の影響もありセミナ ーの開催も思うように進められない 一年となりましたが、今年はリモー トでの開催も含め、柔軟な発想で皆 様のサポートに取り組んで参りたい と企画を練っております。 今年もどうぞよろしくお願いいたし ます。 ☆★−−−−−−−−−−−−−★☆ ☆ ☆仙台市家庭教育支援チーム ☆ 杜の家せんだい ☆ http://morinoie.html.xdomain.jp ☆ ☆事務局 e-mail ☆ morinoiesendai@gmail.com ☆ ☆メルマガ登録/解除 ☆ http://www.mag2.com/m/0001681019.html ☆ ☆★−−−−−−−−−−−−−★☆