⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*  仙台市家庭教育支援チーム    杜の家せんだい   ★☆ メルマガ ☆★   2021年1月17日号 ⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒* 杜の家せんだいメルマガ会員の皆様 こんにちは! 今回のメルマガは「家庭教育ワンポ イントアドバイス」第75弾として、 専門学校の講師をされている横田広 先生から頂いたメッセージをご紹介 致します。 ☆★−−−−−−−−−−−−−★☆ 《家庭教育ワンポイントアドバイス》 ●メッセージ  横田 広 先生 ●テーマ コミュニケーションをはばむ障害 (おきまりの12の型) ☆★−−−−−−−−−−−−−★☆ 子どもが問題をかかえている時、親は 往々にして自分の経験をもとにして 「忠告」とか「教える」とかいう形で 子どもに「助け」を差しのべたり、 「事実」を究明するために「質問」し たりします。その意図は確かに良いの ですが、にもかかわらずこういう試み は問題を解決するよりは新たな問題を つくりだし、肝心な問題をかかえた子 どもが口をつぐんでしまったり、反抗 したりしてコミュニケーションができ なくなることがあります。 以下の記述は子どもたちが問題をかか えている時、多くの親たちがするお決 まりの「助けの試み」で12のタイプ にわけられます。これは第8回のセミ ナーで、親業のシニアインストラクタ ーである石田えみ子先生が、ゴードン メソッドの「お決まりの12の型」と して紹介して下さったものです。 受験生家庭のあるシーンです。 テストで成績が下がり第一志望校の合 格ラインを大きく下回る結果となり、 すっかり自信をなくした子ども。 こんなことを言い出した。「テストの 成績が下がった。もう志望校に合格で きないよ。」 皆さんならこんな時、どう対応するで しょうか? 1.命令 「そんな弱気になっていない で、もっと集中して勉強しな さい」 2.脅迫 「そんな弱気だと志望校合格 できませんよ」 3.説教 「ぐずぐず言わないで、もっ と真剣に勉強はすべきでし ょう」  4.提案 「塾の先生に相談してみたら どう?」 5.講義 「今頑張らないと将来好きな 仕事につけませんよ」 6.非難 「すぐ弱音を吐くんだから」 7.同意 「合格できないよね。」 8.批判 「また合格点取れなかったの いつも弱音ばかり吐くんだか ら。」 9.解釈  「勉強しなかったからこんな 点数なんでしょう!」 10.激励 「大変なのはわかるよ、 頑張れ!」 11.尋問  「どうしたの?      なんでそこまで言うの?  どこができなかったの? 勉強方法合ってるの?」 12.ごまかす 「それよりさ、おいしい      ケーキ買ってきたんだ。      食べない!」 これら12のお決まりの反応は、多く の場合子どもの助けにならず、むしろ 「障害」になってしまう危険性があり ます。そのため、親自身が対応法をき ちっと学ぶ必要があるのです。 私も、最初はこのような対応をしてい ました。しかし、この内容を知ってか らは、相手が話しをした際、まずは良 く話を聞くことを心掛けるようにしま した。忠告したり、教えたりせず、き ちんと聞いてあげると自分のことは、 自分で考えることができるようになり ます。子どもが1人立ちできるように、 手助けしてあげること。 それが親の務めなのかなと感じます。 ☆★−−−−−−−−−−−−−★☆     次回講演会のご案内    ☆★−−−−−−−−−−−−−★☆ 次回講演会の開催内容は現在検討中で す。 内容が決まりましたら、当メルマガ及 びホームページにて告知致します。 ☆★−−−−−−−−★☆     編集後記 ☆★−−−−−−−−★☆ 新年を迎えてはや2週間が経ちました。 年末年始から先日まで強い寒波が居座 っていて凍えていましたが、ここに来 てようやくおさまって来たようですね。 14日にはどんと祭に行って御神火に あたり、今年一年の無病息災・家内安 全を祈願して来ましたが、皆様はいか がでしたでしょうか。 さあ、今年もみんなで力を合わせて元 気に頑張って参りましょう! ☆★−−−−−−−−−−−−−★☆ ☆ ☆仙台市家庭教育支援チーム ☆ 杜の家せんだい ☆ http://morinoie.html.xdomain.jp ☆ ☆事務局 e-mail ☆ morinoiesendai@gmail.com ☆ ☆メルマガ登録/解除 ☆ http://www.mag2.com/m/0001681019.html ☆ ☆★−−−−−−−−−−−−−★☆