⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*  仙台市家庭教育支援チーム    杜の家せんだい   ★☆ メルマガ ☆★   2022年2月16日号 ⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒* 杜の家せんだいメルマガ会員の皆様 こんにちは! 今回のメルマガは「家庭教育ワンポ イントアドバイス」第101弾として 精神科医・臨床心理士であり当杜の 家せんだい代表である石井洋先生か ら頂いたメッセージをご紹介致しま す。 ☆★−−−−−−−−−−−−−★☆ 《家庭教育ワンポイントアドバイス》 ●メッセージ  石井 洋 先生 ●テーマ  令和4年1月23日家庭教育セミナー ☆★−−−−−−−−−−−−−★☆ 令和4年1月23日、私たち仙台市家庭教 育支援チーム杜の家せんだい主催で 「頑張れない子ども達との向き合い方」 というテーマでオンライン形式でのセ ミナーが開催されました。今回は私と 田代先生の2人が20分ずつ話をして、 その後ディスカッションの場をもちま した。 私は頑張れない子どもたちとして発達 障害と愛着障害をもつお子さん方につ いての話をさせていただきました。 発達障害のお子さんには「自閉症スペ クトラム障害」「注意欠如多動性障害」 「学習障害」などの障害をもつ方々が いて脳の機能のかたよりがあると考え られています。そういうお子さんに対 してはその特徴を理解して生活の中で の実際的な対処法を工夫するような対 応が必要です。愛着障害のお子さんは 生育歴の中で特に母子関係を中心とし て特別な人との絆を結ぶ能力である愛 着の形成がうまくいかずに、人間関係 が不安定になったり感情のコントロー ルが難しくなるような方々です。 そういうお子さんに対しては安定した 人間関係の中で癒していくような対応 が求められます。 田代先生は「頑張れない子どもたちへ の対処例」として主に発達障害がある ようなお子さん方が様々な環境のなか で育っていくうちに非行少年になって しまうようなケースを取り上げて、そ のようなお子さん方がどのようにした ら立ち直っていくことができるのかに ついてお話しをされました。そのよう なお子さんが頑張るためには自分を見 捨てない家族のような存在の「安心の 土台」、いつも見ていて手伝ってくれ る「伴走者」、何度でも「挑戦できる 環境」が必要で、そういう中での達成 や承認がなされることによってやる気 が出てくるということでした。また非 行少年が立ち直るきっかけがあって、 それは「将来の目標が決まった時」で あったり、「信用できる人に出会った 時」、「人と話す自信が付いた時」、 「勉強がわかった時」などで「心の扉 の取っ手は内側にしか付いていない」 という言葉が印象に残りました。 ディスカッションの場では養護教諭を されていた先生のお話しで校長先生が 特別支援のプロフェッショナルで、対 応がうまくいかなかったお子さんが精 神科で愛着障害と診断されて良い方向 に向かったケースなど、学校のトップ の方の意識によっていろいろな対応が 変わってくることなどが紹介されまし た。 セミナー終了後の感想からも良い感想 が数多く聞かれ、充実した時間となっ たのではないかと思われました。 ☆★−−−−−−−−−−−−−★☆     次回講演会のご案内    ☆★−−−−−−−−−−−−−★☆ 次回のセミナーは今回実施したものと 同様にZoomを使用したオンライン(Web) 参加形式での開催を予定しております。 日程や内容等が決まりましたら、当メ ルマガ及びホームページにて告知致し ます。 ☆★−−−−−−−−★☆     編集後記 ☆★−−−−−−−−★☆ 皆様こんにちは 冬季北京オリンピックが開催され連日 熱い声援を送る日々が続いていますが、 皆様はいかがお過ごしでしょうか。 新型コロナも第6波が中々終息せず、 不安な毎日を過ごしていますが、負け ずに頑張って参りましょう。 ☆★−−−−−−−−−−−−−★☆ ☆ ☆仙台市家庭教育支援チーム ☆ 杜の家せんだい ☆ http://morinoie.html.xdomain.jp ☆ ☆事務局 e-mail ☆ morinoiesendai@gmail.com ☆ ☆メルマガ登録/解除 ☆ http://www.mag2.com/m/0001681019.html ☆ ☆★−−−−−−−−−−−−−★☆