⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*  仙台市家庭教育支援チーム    杜の家せんだい   ★☆ メルマガ ☆★   2023年5月15日号 ⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒* 杜の家せんだいメルマガ会員の皆様 こんにちは。 今回のメルマガは「家庭教育ワンポ イントアドバイス」第131弾として 専門学校の講師をされている横田広 先生から頂いたメッセージをご紹介 致します。 ☆★−−−−−−−−−−−−−★☆ 《家庭教育ワンポイントアドバイス》 ●メッセージ  横田 広 先生 ●テーマ 発達障害を育てる3つのポイントとは ☆★−−−−−−−−−−−−−★☆ 前回の私達のセミナーで講師の坂東さ んより「発達凸凹さんが生きやすくな るには」と題した講演を聞きました。 私も感銘を受けその後、「子どもの発 達障害」〜子育てで大切なこと、やっ てはいけないこと〜 :本田秀夫著と いう本を読み、改めて感じたことをお 話しします。 精神科医である本田氏によると、「発 達障害を育てる3つのポイント」とし て、 @グレーとは白でなく、薄い黒 A「せめてこれくらいは」NGワード B「友達と仲良く」とは言ってはいけない の3つをあげています。 @は発達障害の子に多数派の子ども達 と同じように行動することは求めては いけない。という意味です。 Aは子どもに苦手なことやできないこ とがあると、「せめてこれくらい」は できるようになってほしい。そんなふ ううに親は考えます。しかしたいてい の場合、親はわが子に「平均値」や 「平均より低いぐらいの出来」を期待 するでしょう。それでは「白を目指す」 育て方になってしまうと本田氏は主張 します。「せめてこれくらい」と願う のでなく「この子はどんな特性なんだ ろう?」と考える。そしてその子にあ った育て方に切り替える。という平均 値に近づける「せめてこれくらい」と いう意識からの切り替えが必要だとい うのです。これは一般の親にとってか なり難しいことといえます。 またBについては、発達障害の子ども は、「友達と仲良く」と言われると何 をするにも百歩譲って相手に合わせよ うとしてストレスをため込んでいくこ とになるといいます。子どもに声をか けるならば、「楽しんでおいて」と言 って背中を押しましょう。まずは活動 を自分のぺースで楽しめるようにする こと。発達障害の子にとって仲良くな ることは目的でなく結果であり、その 結果仲良くなれたのであれば、それは おまけで副次的な効果と考えましょう と、本当に意識の転換が必要なことを 知らされます。 これは全て「発達障害の子に世間一般 の基準に合わせることを求めて、無理 を求めてはいけない」と言うことをい っています。 家や学校、職場において、このような 発達障害を持った人たちがいるとする ならば、どれだけその人達のことを知 らずに、傷つけてしまっただろうか、 まずはこのような人たちが身近にいる ことを理解し、そのような人たちに対 しての意識転換が必要なことを改めて 感じました。 ☆★−−−−−−−−−−−−−★☆   次回講演会のご案内    ☆★−−−−−−−−−−−−−★☆ 次回のセミナーは現在企画中です。 日程や内容等が決まりましたら、当メ ルマガ及びホームページにて告知致し ます。 ☆★−−−−−−−−★☆   編集後記 ☆★−−−−−−−−★☆ 今月8日に新型コロナウイルスの感染 症法上の分類が5類に移行しました。 ようやくコロナ禍の対策は3年ぶりに 「平時」に近づいたことになります。 病院や施設でも一部制限が残るものの 面会が再開されるところが多くなりそ うです。 また、観光地にも活気が戻って来た感 じがしますが、このままコロナ禍も収 束すると良いですね。 ☆★−−−−−−−−−−−−−★☆ ☆ ☆仙台市家庭教育支援チーム ☆ 杜の家せんだい ☆ http://morinoie.html.xdomain.jp ☆ ☆事務局 e-mail ☆ morinoiesendai@gmail.com ☆ ☆メルマガ登録/解除 ☆ http://www.mag2.com/m/0001681019.html ☆ ☆★−−−−−−−−−−−−−★☆