⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*  仙台市家庭教育支援チーム    杜の家せんだい   ★☆ メルマガ ☆★   2024年9月15号 ⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒* 杜の家せんだいメルマガ会員の皆様 こんにちは。 今回のメルマガは「家庭教育ワンポ イントアドバイス」第163弾として 精神科医・臨床心理士であり当杜の 家せんだい代表である石井洋先生か ら頂いたメッセージをご紹介致しま す。 ☆★−−−−−−−−−−−−−★☆ 《家庭教育ワンポイントアドバイス》 ●メッセージ  石井 洋 先生 ●テーマ 「友人関係(フレンドシップ)について」 ☆★−−−−−−−−−−−−−★☆ 本屋でたまたま『フレンドシップ』と いう本を見かけて面白そうだと思って 購入しました。 マリサ・G・フランコというアメリカの 心理学者が書いたものでニューヨーク タイムズでベストセラーになった本で す。 本書によれば現代社会においては友情 は恋愛や家族関係、仕事にくらべて重 要視のされ方がひくくなっている。し かし大人の友情は本来人間にとって大 きな意味をもっているというのです。 恋愛や家族関係においてはお互いの感 情的な依存や責任感もあって場合によ っては重い関係でもあります。一方友 情はお互いが独立した自由な立場では ぐくまれるサポート関係です。そして いくらでも深くなり得る関係だという のです。しっかりした友人関係がある 人の死亡リスクはそうでない人と比較 して45%低下するそうです。 本書には実際の友だちの作り方につい てもいろいろとアドバイスが書いてあ ります。 まず大人が友だちを作る場合「自分か ら声をかけること」が必要です。友だ ちは自然にできるものという思い込み は捨てた方がいい。そして「定期的に 会えること」が重要でそのためにはク ラブやスクールのようなところで出会 うのがいい。また「もろさをお互いに 見せ合える」方がお互いの親密性は増 す。 よく「自己肯定感をあげる」とか「自 分を愛そう」などといいますが自分の 力だけでは限界があって誰かに受け入 れられた経験があると自分を大切にす ることができるようになるし、さらに 人につながることができるようになる。 友人のネットワークはここ35年間で縮 小の一途をたどっていて2000年代を生 きた人は1980年代前半を生きた人と比 べて友だちの数が平均4人少ないのだそ うです。それはテレビやインターネッ ト、SNSの普及などの社会の変化にも影 響されていて現代には「つながりの分 断」という潮流がある。それに逆らう ためには知恵と努力が必要であるとい うことを教えられました。 ☆★−−−−−−−−−−−−−★☆   次回講演会のご案内    ☆★−−−−−−−−−−−−−★☆ 次回のセミナーは現在企画中です。 日程や内容等が決まりましたら、当メ ルマガ及びホームページにて告知致し ます。 ☆★−−−−−−−−★☆   編集後記 ☆★−−−−−−−−★☆ 朝夕の虫の音に癒される今日この頃。 ただ日中は残暑が厳しく、まだ夏の暑 さが居残っている感じですね。 今年は令和のコメ騒動とも言われてい ますが、スーパーに行ってもお米売り 場が閑散としていて、お米があっても 5kg袋しか無く、値段もびっくりと いう感じです。 そろそろ新米が出回る季節となりまし たのでこの傾向は収束すると思われま すが、早くコメの流通も安定して欲し いものですね。 ☆★−−−−−−−−−−−−−★☆ ☆ ☆仙台市家庭教育支援チーム ☆ 杜の家せんだい ☆ http://morinoie.html.xdomain.jp ☆ ☆事務局 e-mail ☆ morinoiesendai@gmail.com ☆ ☆メルマガ登録/解除 ☆ http://www.mag2.com/m/0001681019.html ☆ ☆★−−−−−−−−−−−−−★☆